
「里帰り出産をする妊婦専用の一時退避所を設置する考え」についてお聞きいたします。ご承知の方も多いかと思われますが、先月千葉市で大変痛ましい報道がございました。妊娠8ヶ月の妊婦が新型コロナウイルス感染症に罹患し、病床逼迫などのため入院も出来ずに自宅療養中のところ、陣痛が始まり、かかりつけ医らと入院先を探したものの、感染を理由に複数の病院から断られたとのことです。やむを得ず自宅での出産となりましたが、産まれた子どもは心肺停止状態で、その後、救急隊により大学病院に搬送されましたが死亡が確認されたようであります。千葉県では妊婦の感染者を緊急性が高い患者として入院させていましたが、要件に妊娠36週とあり、今回はこれに該当せず、このような結果となってしまったようであります。
本来であれば同じような事例が二度と起こらないよう国として早急に対応すべき課題ではありますが、地域の実情を最も理解する基礎自治体においても、この課題に対し予防的措置を講ずるべきと認識しております。一例ではありますが、例えば里帰り出産を控えた方に早産の可能性も考慮し、できるだけ早く地元に来てもらい、更に、すぐに自宅に戻らず設置する一時退避所でPCR検査等陰性を確認したのち、自宅で2週間を過ごしてもらう等、これだけで妊婦ご本人、ご家族、近所の方など互いに安心して見守ることが出来ると思われます。妊婦とその産まれてくる子をしっかりと守れる環境整備を求めて、「里帰り出産をする妊婦専用の一時退避所を設置すること」について市長のお考えをお聞きいたします。
本来であれば同じような事例が二度と起こらないよう国として早急に対応すべき課題ではありますが、地域の実情を最も理解する基礎自治体においても、この課題に対し予防的措置を講ずるべきと認識しております。一例ではありますが、例えば里帰り出産を控えた方に早産の可能性も考慮し、できるだけ早く地元に来てもらい、更に、すぐに自宅に戻らず設置する一時退避所でPCR検査等陰性を確認したのち、自宅で2週間を過ごしてもらう等、これだけで妊婦ご本人、ご家族、近所の方など互いに安心して見守ることが出来ると思われます。妊婦とその産まれてくる子をしっかりと守れる環境整備を求めて、「里帰り出産をする妊婦専用の一時退避所を設置すること」について市長のお考えをお聞きいたします。

次に、里帰り出産をする妊婦専用の一時退避所を設置する考えは、についてでありますが、能代での里帰り出産を予定している方については、新型コロナウイルスの影響により、妊娠32週にかかりつけ医で妊婦健診を受けて、紹介状をもらった後、すぐに帰省し、里帰り先で約2週間の健康観察後、34週で分娩先の医療機関に紹介状を提出のうえ、妊婦健診を受けるという流れが一
般的となっております。
秋田県では、県外からの里帰りの方も含め、不安を抱える妊婦の方が希望する場合に、無料で分娩前の新型コロナウイルス検査を行っております。検査の実施時期は、分娩予定日の概ね2週間以内となっておりますが、県外からの里帰りの方については、分娩予定医療機関の医師と相談の上、里帰り時にも検査することが可能です。
般的となっております。
秋田県では、県外からの里帰りの方も含め、不安を抱える妊婦の方が希望する場合に、無料で分娩前の新型コロナウイルス検査を行っております。検査の実施時期は、分娩予定日の概ね2週間以内となっておりますが、県外からの里帰りの方については、分娩予定医療機関の医師と相談の上、里帰り時にも検査することが可能です。
現在、市では、市民の皆様に緊急事態宣言が発令された地域や、その他の地域との往来を控えていただくとともに、入学や仕事、試験等でやむを得ず往来した場合には、各自で一定期間の健康観察を行い、感染防止等を徹底するようお願いしておりますので、里帰り出産をする方につきましても、同様の対応をお願いし、里帰り出産をする妊婦専用の一時退避所を設置することは、考え