能代市議会一般質問 > 2019年 > 12月定例会

文化財等保管施設の整備は後年度負担を最小限に抑 えるため、公民問わず既存建物を利活用する考えは

※下記のやりとりは議事録から抜粋したものであり議会の公式記録ではありません。

文化財等の保管施設についてお聞きいたします。
当施設につきましては、今年3月議会において整理番号第17号「本市に所在する各種文化財の保全等に関する陳情書」を全会一致で採択したところであります。その後、当面の措置として、市では「文化財等の保管施設の設置については、閉校校舎の利活用も含め、その方向性について地域住民の意向を伺いながら関係各課と検討を進めてまいりたい」とし、市所有物の調査や資料の寄贈等のあり方を協議しながら歴史民俗資料館等の将来的な要望についても検討をしていくとしています。また檜山地域まちづくり協議会からは旧宗徳小校舎に対し「適切な設備を施し能代市全体の歴史民俗的資料の保存・保管・展示の資料館を核として利用する」との要望があがっております。いずれにおいても廃校を利用することで、建物自体の魅力を維持しつつ、これまでにはなかった機能を加えることが出来、有用な手段であると考えられます。表題ではあえて公共所有物件に限らず必要に応じて民間の建物も含んでの検討をとしております。弾力的な対応を求め現在の方向性について伺います。

はじめに、文化財等保管施設の整備は後年度負担を最小限に抑
えるため、公民問わず既存建物を利活用する考えは、についてで
ありますが、文化財や歴史資料の保存・展示施設は、市の総合計
画において既存施設の活用を基本に検討することとしております

現在、閉校校舎及び閉校予定の校舎の利活用が課題となってお
り、地域の皆様の意向をお伺いしながら、旧崇徳小学校及び朴瀬
小学校を候補施設として関係各課と検討を進めているところであ
ります。保管施設については、これらの公共施設の活用で機能を
果たすことができますので、民間の建物については考えておりま
せん。
また、文化財等は、光、温度や湿度、カビや虫の防除等、適切
な管理が必要であり、そのための施設の改修費用や後年度のラン
ニングコストを可能な限り軽減できる手法について、今後研究し
てまいりたいと考えております。

プロフィール

     

佐藤ともかず【完全無所属】

     

前・能代市議会議員(2014〜2022)。昭和53年(1978年)1月31日 能代市生まれ。44歳。能代市河戸川在住。趣味はNBA観戦(UTAH JAZZ)、読書、温泉、弓道&民謡に興味あり。秋田高専を卒業後、国交省(旧建設省)に勤務。その後IT関連企業を経て大阪より2008年に帰能。地域のIT力向上を目的にweb制作を主軸とした合同会社ゴーゴーウェブマーケットを設立。2016年1月に代表を退き、新たに不登校支援のフリースクール・フレスクを2018年7月に設立。代表を務めたが2019年4月に一般社団法人を設立し代表を退く。現在は家業の通所介護施設「長崎デイハウスふあり」の生活相談員として勤務。視点は常にニュートラル(中道右派)

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