能代市議会一般質問 > 2017年 > 9月定例会

2020東京オリンピック及びパラリンピックにおけるホストタウン推進状況について

※下記のやりとりは議事録から抜粋したものであり議会の公式記録ではありません。

 次に「2020東京オリンピック及びパラリンピックにおけるホストタウン推進状況について」質問いたします。
いよいよ間近にせまった2020年開催の東京オリンピックおよびパラリンピックではございますが、内閣官房東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会推進本部事務局では、この競技大会を契機とした取り組みのひとつとして「ホストタウン」登録制度を設けております。このホストタウンですが、競技大会公式サイトによりますと、スポーツ立国、グローバル化の推進、地域の活性化、観光振興等に資する観点から、参加国・地域との人的・経済的・文化的な相互交流を図る地方公共団体を「ホストタウン」として全国各地に広げていくと示されております。
既に登録の募集は第四次登録が完了しており、平成29年7月7日現在では、全国の登録件数が179件となり、秋田県内の登録状況においては、秋田市と県が共同でフィジーのラクビー代表と、横手市と県の共同ではインドネシアのバドミントンと、大館市・仙北市・美郷町・県の共同ではタイのバトミントンと、鹿角市ではハンガリーのバスケとテニスを、大潟村ではデンマークのボートと、各地、事前合宿地として登録されております。
登録各地では、大会前、大会中、大会後の期間において、スポーツ振興のみによる交流に限らず、双方向教育交流事業や、異文化講演会の開催、受入国の料理教室、国際交流員の配置など各自治体それぞれの趣向を凝らした事業も計画されているようです。つきましてはバスケのまちづくりを推進する本市においても積極的な誘致活動を行い、スポーツを軸とした新たな国際交流や、観光機会の創出、地域活性の一助を目指して次の2点についてお尋ねいたします。

(1)ホストタウン受け入れに向けた本市の取り組み状況は
(2)受け入れを契機に国際交流の機運醸成に生かすべきでは

2020東京オリンピック及びパラリンピックにおけるホストタウン進捗状況についてのうち、ホストタウン受け入れに向けた本市の取り組み状況はについてでありますが、ホストタウンについては、ことしの7月までに全国で179件が登録済みであり、県内では、海外に交流やつながりのある地域を有する美郷町や横手市等が登録されております。
 本市では、これまで他自治体等とのネットワークづくりや取り組み事例等の情報収集に努めてまいりましたが、現時点では、海外に交流のある地域がないため、相手国を前もって決めることが要件となっているホストタウンの登録は難しい状況にあります。
 一方で、バスケの街づくりの一環として、バスケットボール競技の事前合宿を受け入れることができるよう、全国知事会が提供しているスポーツ合宿マッチングサイトで情報発信を行っているほか、各国のオリンピック・パラリンピック委員会に情報提供される東京2020事前キャンプ候補地ガイドに本市の情報掲載を検討しております。
 また、車椅子バスケットボールに関しては、平成16年から継続的に日本代表チームの強化合宿が行われている実績もあることから、こうしたつながりの中で海外チームとの事前合宿や親善試合等の可能性を探っていただいておりますので、引き続き、その状況等も踏まえて対応してまいりたいと考えております。
 次に、受け入れを契機に国際交流の機運醸成に生かすべきではについてでありますが、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた事前合宿等が決まった場合には、スポーツ交流にとどまらず、地域の活性化に結びつく幅広い交流のあり方についても検討してまいりたいと考えております。

再質問させていただきます。
 まずは、1番、ホストタウン受け入れに向けた本市の取り組み状況についてでありますが、実は既に第4次募集が終了しているという状況にあります。取り組みのおくれを感じずにはいられない状況ではありますが、やはりバスケの街として早目、早目にできることはあったのではないのでしょうか、お考えをお聞きいたします。

先ほどもちょっとお話しさせていただきましたが、ホストタウンのハードルが結構高いものですから、言ってみれば、常日ごろから海外との姉妹都市連携だとか交流等があれば手を挙げやすい状況ですが、そういうところがないところは、まずそれが条件になってくるものですから、なかなか挙げづらいということでありました。それに伴いまして、せっかくバスケの街ということで全国にその名を、とどろかすという言い方は悪いですが、知られているまちですので、では、そういったことでやれないかということと。それから、現実に、先ほども答弁させていただきましたが、車椅子の男女の全日本のメンバーが合宿しているという事実もありますので、そちらのほうの誘致に努力しようということで、県が平成25年からそういう検討を始めました。それに能代市としても一緒になりまして国のほうに要望したり、それから、オリンピック協会・パラリンピック協会のほうに要望したり、そういう活動を県とともに一緒に今行っている最中であります。ですから、25年に県でそれを立ち上げておりますので、決して遅い動きではなかったと思うのですが、ホストタウンについては、そういうことでなかなか活動ができなかったのも事実であります。御理解いただければありがたいと思います。

プロフィール

     

佐藤ともかず【完全無所属】

     

前・能代市議会議員(2014〜2022)。昭和53年(1978年)1月31日 能代市生まれ。44歳。能代市河戸川在住。趣味はNBA観戦(UTAH JAZZ)、読書、温泉、弓道&民謡に興味あり。秋田高専を卒業後、国交省(旧建設省)に勤務。その後IT関連企業を経て大阪より2008年に帰能。地域のIT力向上を目的にweb制作を主軸とした合同会社ゴーゴーウェブマーケットを設立。2016年1月に代表を退き、新たに不登校支援のフリースクール・フレスクを2018年7月に設立。代表を務めたが2019年4月に一般社団法人を設立し代表を退く。現在は家業の通所介護施設「長崎デイハウスふあり」の生活相談員として勤務。視点は常にニュートラル(中道右派)

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