
旅費の積算についてお尋ねいたします。職員や議員の研修視察等に係る旅費については、旅費に関する条例・規則等の規定に基づき算出されております。規定は概算費用を見積もるには十分な根拠になり得ますが、現状では規定に基づいた旅費よりも安い格安航空券やパック料金など、割安な旅行商品も販売されております。このような実態がある中、規定のもとに算出された概算費用と実費等に差額が生じるケースもあり得るのではないでしょうか。現行の旅費算定方法について、その妥当性を問うものとして、以下の2点についてお伺いいたします。
1、現行の旅費に関する規定は時代に即したものか。
2、旅費に関する規定を上限とする実費精算の考えは。
1、現行の旅費に関する規定は時代に即したものか。
2、旅費に関する規定を上限とする実費精算の考えは。

旅費に関する規定を上限とする実費積算の考えはについてでありますが、旅費のうち出張旅費については事前に概算で支給し、旅行後に精算することを基本としております。このうち交通費については、実際にかかる費用を見積もり概算で支給し、航空機の場合には精算時に領収書を添付することとしており、格安航空券やパック旅行商品を利用する場合も実費精算されることになります。また、宿泊料や日当等については、国に準じて職務の級、日数、宿泊地等に応じて条例で定める額を支給しており、実費による精算は行っておりません。旅費の取り扱いについては、今後も必要に応じて見直してまいります。