能代市議会一般質問 > 2014年 > 9月定例会

木都能代としての樹木管理について

※下記のやりとりは議事録から抜粋したものであり議会の公式記録ではありません。

木都能代としての樹木管理についてお伺いいたします。ふだん、私も町を歩いておりますと枯れている樹木、丁寧に剪定されている樹木、さまざまな状態の樹木を見かけます。短く剪定されているものもあれば、深く枝が切られているものもあったり、あるいは伐採は行われていないものの樹木の命にかかわる根っこ自体の一部が切断され、その上からアスファルトが敷かれているなど、そのような場所もございました。本来であれば恩恵を受けてきた樹木に対し、また当時植樹をされてきた先人に対し、感謝をささげるべきありがたみを持つ存在であるべきですが、現在はその管理体制に統一感がないように見受けられます。
 先日、姫路城でも乱雑な剪定に苦情が殺到していると話題になっておりました。道路交通法や付近住民からの落ち葉苦情など、樹木に関する課題は多肢にわたる難しいものだとは思いますが、その管理方法を明確化するために、まずは仕組みづくりから進めていくべきだと考えております。
 そこで、本市における木都としての樹木管理の取り組みについてお伺いいたします。
 1、市では現在、剪定などどのような樹木管理を行っているか。
 2、樹木管理に対する専門窓口を設置してはどうか。
 以上の2点について市長のお考えをお聞かせください。

木都としての樹木管理(公園・街路樹等)についてのうち、市では現在剪定など、どのような樹木管理を行っているかについてでありますが、街路樹については、植栽されている樹木の場所等に応じて目標樹形を定めるとともに、剪定に当たっては基本的に混み合った部位の枝を間引くこととして能代造園技術研究会へ委託しております。また、公園等の樹木については、できる限り自然な樹形を維持することを基本とし、剪定に当たっては能代造園技術研究会の御意見をお聞きしながら、街路樹と同様、混み合った部位の枝を間引くこととして市で剪定を行っております。
 次に、樹木管理に対する緑の専門窓口を設置してはどうかとのことでありますが、樹木の剪定に当たっては専門的知識を持った能代造園技術研究会に委託等をして管理していることから、今後もこれまで同様に対応してまいりたいと考えております。

木都としての樹木管理、市では現在どのような剪定など樹木管理を行っているかということで再度確認させてください。先ほど、能代造園技術研究会に委託しているという御答弁をいただきました。その中で非常に気になったのが、ということはまずその委託先のほうに、剪定方法なり樹木管理方法なり全てお任せしている状態であるという認識でよろしいでしょうか。お答えをお願いいたします。

先ほどの答弁の中でもお話しさせていだたきましたけれども、目標樹形を定めた上で委託するという格好になっています。当然に、この目標樹形云々等には、我々市職員の中にはそういう技術的な部門、それからそういう木に対する理解度も足りないところもありますから、当然専門の業者の皆さん方と御意見を交換しながら、そういうものを定めた上で御意見をいただいた造園業者の皆様方でつくる研究会のほうに委託しているということであります。

プロフィール

     

佐藤ともかず【完全無所属】

     

前・能代市議会議員(2014〜2022)。昭和53年(1978年)1月31日 能代市生まれ。44歳。能代市河戸川在住。趣味はNBA観戦(UTAH JAZZ)、読書、温泉、弓道&民謡に興味あり。秋田高専を卒業後、国交省(旧建設省)に勤務。その後IT関連企業を経て大阪より2008年に帰能。地域のIT力向上を目的にweb制作を主軸とした合同会社ゴーゴーウェブマーケットを設立。2016年1月に代表を退き、新たに不登校支援のフリースクール・フレスクを2018年7月に設立。代表を務めたが2019年4月に一般社団法人を設立し代表を退く。現在は家業の通所介護施設「長崎デイハウスふあり」の生活相談員として勤務。視点は常にニュートラル(中道右派)

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