おはようございます。5/9より会派視察で四国におります。
9日の初日には高知県大豊町にある高知おおとよ製材株式会社様の工場を視察。
林野庁『新生産システム推進対策事業』は、成熟期を迎えた国産材の利用拡大を目的に、生産から販売までの連携を促す事業で、県と町が集成材メーカーを企業誘致し、製材さらには乾燥から加工までを一貫して賄える工場を整備したとのことです。
敷地面積38,883m2。初期投資約27億円。うち7割が補助金という大型事業です。おおとよ製材様はCLTの三階建社員寮を施工したことで有名でありましたが、製材した全ての製品を徹底した品質管理で出荷しており、まさか一本ずつ全てをチェックしていたとは驚きです。工場内も驚くほど効率的で製材時に出る端材やオガ屑も販売することで無駄なく資源を活用されていました。
工場の自動化も驚きましたが生産したものを捌ける営業力にも驚愕です。