5/6(土)。H29年4月開始の総合事業とは?
本日は能代カップ最終日が気になりますが、来週より視察出張があるので、バタバタと介護事務をしておりました。議員をしながら実際の現場に携われることは本当にありがたく業界のややこしい制度や勤務実態や声を知りうることが出来ます。
また介護業界と言えばH29年4月より『総合事業』がスタートしました。(また制度が複雑に・・)
『総合事業』とは「介護予防・日常生活支援総合事業」の略称で、厚生労働省によると『市町村が中心となり地域の実情に応じた住民等の多様な主体が参画しサービスを充実することで、地域で支え合う体制づくりを推進し、要支援者等に対する効果的かつ効率的な支援等を可能とすることを目指すもの。』としています。
対象は要支援1・2、その他チェックリスト該当者となるようです。サービス内容は市町村が決定することになりますが、厚労省の参考サービスでは、従来の介護予防に加え、掃除洗濯などの訪問型日常生活支援サービスや、通所型の機能訓練、集いの場による日常生活支援等を想定しています。
従来の違いとしては、今までは国による全国一律のサービスでしたがこれからは市町村が実情に応じて事業や基準、単価を検討し運営していくことになります。またサービス内容によっては介護事業者のみならずNPO団体やボランティア団体、民間企業等とサービス提供事業者の適用範囲が広がり、地域で高齢者を支える仕組みづくりが可能となります。制度だけを拝見するとハードルは高め、自治体に責任と負担を押し付けられたような感も受けます。
写真は施設前のこいのぼり群(笑。元気に泳いでおりました。