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2020.9.7(月)。能代市議会9月定例会一般質問

  •  2020年9月7日 月曜日

本日3番手で登壇いたしました。質問項目のうち、障がい者福祉に関わる下記質問についてやりとりを一部掲載いたします。
この動きが少しでも全国に広がることを願っております。
 
以下、質疑応答となります。
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(佐藤)
障がい福祉の日常生活用具給付等事業のうち、日常生活用具の給付対象種目の考え方および、暗所視支援眼鏡を給付種目とするお考えはないかお聞き致します。まずは日常生活用具給付等事業についてでありますが、障害者総合支援法 第77条を根拠に、市町村が地域生活支援事業として、日常生活を営むのに支障がある障がい者等に対し、日常生活上の便宜を図るために用具の給付等を行い、福祉の増進に資することを目的とした事業であります。当市での利用者の負担額は対象経費の1割または利用者負担上限額のいずれか低い額を原則としています。用具の種別には大きく6つございます。特殊寝台など介護や訓練支援を目的とするもの、入浴補助用具や電磁調理器など自立生活を支援するもの、盲人用体重計やパルスオキシメーターなど在宅療養等を支援するもの、視覚障がい者用拡大読書器や人工内耳用電池など情報や意思疎通を支援するもの、その他、排泄管理支援、居宅生活動作補助のものと区別がなされています。
第5期能代市障がい福祉計画において令和2年度の事業見込量を排泄管理支援用具については2050件、その他の支援用具については概ね2〜12件の範囲で想定されています。これら用具等の対象種目については能代市日常生活用具給付等事業実施要綱によるものであり、市の裁量で決められるのであります。当事業の目的を維持達成するには、常に利用者のニーズ把握と先端技術にアンテナを張っていく必要がありますが、どのようにして用具の給付対象種目を設定し、見直しを図られているのかお聞かせください。
続いて暗所視支援眼鏡を給付種目とするお考えはないかお聞きいたします。
視覚障がい者の中には強度の夜盲症や視野狭窄で日常生活に支障をきたしている方もおりますが、8,000人に1人程度の割合で発症する網膜色素変性症もそのひとつであります。この目の病気は網膜にある光を感じる機能が徐々に失われ、視野狭窄を伴って失明に至るという現在治療法の確立されていない難病指定の疾患であります。このような夜盲等で困っている患者の視覚補助を目的に、九州大学と民間企業により共同開発したものが暗所視支援眼鏡であります。この眼鏡はサングラス状の形をしており、中央に広角レンズが設置され、使用者はカラーで広角の映像を見ることができます。眼鏡には有線でリモコンが付属し、明るさや映像の拡大縮小も可能で自分の症状にあった調節が可能となっています。
九州大学病院に通う患者28名に被験者として屋内暗所歩行のテストを実施したところ、暗所での視力向上や、障害物との接触回数の減少、歩行時間の短縮など有用性が認められたため2018年より市販が開始されております。これら検証結果や多くのモニターからの反響、団体等からの要望もあり、既に日常生活用具として認定または予定している自治体には、熊本県天草市、大分県宇佐市、東京都北区、千葉県千葉市、北海道旭川市など全国14自治体にのぼります。また開発側も想定していなかったユーザーの声として、災害時の行動にも役立てられる、コロナ禍において同行援護ガイドなしに移動できるなど時代に即した側面も持ち合わせていることがわかってきました。つきましては、当事業の目的に合致している暗所視支援眼鏡を日常生活用具の対象に追加するお考えはないかお尋ねいたします。
(市長答弁)
障がい福祉の日常生活用具給付等事業についてのうち、日常生活用具の給付対象種目の考え方は、についてでありますが、日常生活用具給付等事業は、障がい者等の日常生活がより円滑に行われるための用具を給付又は貸与すること等により、福祉の増進に資することを目的とした事業であり、障害者総合支援法に基づく地域生活支援事業において市町村が行う必須事業であります。
給付種目の対象範囲については、平成18年の事業開始以前に国から示されていた基準を準用し、市で要綱を定め運用しております。
見直しについては、ニーズ把握のための調査はしておりませんが、利用者等からの要望や意見があれば、用具の要件、用途及び形状の規定に該当するかどうかについて検討することとなります。
次に、暗所視支援眼鏡を給付種目とする考えは、についてでありますが、本市においては、視覚障害者のうち網膜色素変性症の方は令和元年度末で19人おります。現在、暗所視支援眼鏡については、給付種目として追加してほしいとの要望はありませんが、網膜色素変性症の方の日常生活や社会参加に役立つものと考えられることから、前向きに検討してまいります。
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まずは幾分か訴えが通じたと感じております。以降も検討が継続されることとは思いますが受け皿として是非対象となることを期待いたします。
 
 
追記:一般質問を終え一段落です。疲労感がとれない毎日ですが次は常任委員会、決算審査と続きます。ふんばります。なお写真と本文は関係ありません。
 

プロフィール

佐藤ともかず

     

昭和53年1月31日 能代生まれ。43歳。河戸川在住。趣味は読書と温泉、弓道と民謡に興味あり。秋田高専を卒業後、国交省(旧建設省)に勤務。その後IT関連企業を経て2008年帰能。地域のIT力向上を目的にweb制作を主軸とした合同会社ゴーゴーウェブマーケットを設立。 2016年1月に代表を退き、現在は一般社団法人防災教育普及協会会員、公益社団法人秋田犬保存会会員として活動中。2019年9月より日本維新の会一般党員として入党。

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