【庁舎整備事業費の修正動議を否決しました】
本日12/25はクリスマス兼、能代市議会12月定例会の最終日でした。
議員になってから初めて19時を過ぎる良き1日となったわけですが、今回は『庁舎建設に関わる継続費45億73021.1万円の庁舎整備費を削除し、事業の見直しを求める修正動議』が落合康友議員、安岡明雄議員、畠山一男議員、藤田克美議員、渡辺芳勝議員により提出されました。
提出理由として、事業費の大幅な高騰を受け予算削減の精査を更に行うべきとの内容でしたが、確かに更に予算削減の努力は続けるべきではありますが、今なお増え続ける資材単価、労務単価を考えると悠長なことは言ってられません。
例えば構造計算を含む再設計を行なった場合、更に再設計に予算が必要です。またその設計期間中の資材と労務単価の高騰も考えられます。本来であればスムーズな計画検討がなされ、1−2年前に発注も出来ていれば今回の増額はそもそもなかったはずです。
議場にいると政治とは何かをいつも考えさせられます。ただ間違いなく言えることは我々の責務は【決める】ことだと信じています。誰かに配慮すれば誰かに泣いてもらうこともあるでしょう。ただ我々が何かを決めていかなければ行政が予算を執行できず、得られるはずだった公益が損なわれる場合もあります。
ただ何でもかんでも賛成しているわけではありません。客観的に、そして経験と出された条件からYESかNOかを選択しています。
決まったことに納得出来なこともあるでしょう。ただ我々議員は市民の代表の集合体であるため”総意”を重く受け止めています。どこかでは譲歩も妥協も必要な場合もあります。頑なに正義を通すだけでは1つも実現しないこともあります。
多くのことを考えさせられた1日でした。長文を御覧頂いた皆さんにメリークリスマス!^^/