本日7/17(木)は能代市山本広域市町村圏組合議会臨時会に出席してまいりました。(名称が長い・・・)
この会は各市町村単独の運営では非効率な分野、具体的には【消防】や【ごみ焼却施設】などのそれらを周辺市町村(能代市・藤里町・八峰町・三種町)で一緒に管理運営していきましょうというものです。
任命され初めて理解したのですが、この組合も議会方式を採用しており各首長が理事会として広域事業の運営や決定を行います。それに対し各市町村から選出された合計16名の議員によって予算や事業のチェックが行われます。
なぜか議席番号『1番』となりましたが、おとなしく状況を観察。なるほど。この方式ではやはり全ての議案は”唐突”になってしまいます。
能代市議会も含め、事前に現地確認や次回提出予定の議案に対する説明会等なんらかのあらかじめ知っておく”仕組み”が必要ですね。
ちなみに本日は臨時会後に少しだけ現地調査です。
ロケット実験場近くの中央衛生処理場、三種町鵜川の南部清掃工場(燃えるゴミの焼却施設)、さらには能代消防署を確認して回りました。
これからじっくりと検討が必要な事案で、県北地域をカバーする汚泥処理施設の共同処理事業の提案がありました。
わかりやすく言うと能代ではもう間もなく中央衛生処理場が建物の耐用年数が近づき改修するかどうかの検討中の段階です。平行して県では大館市に能代山本から鹿角までいわゆる県北地区全体の汚泥(下水・農業排水・し尿等)を処理する共同事業の話が持ち上がっています。
県の説明を受けた組合事務局では、いまある中央衛生処理施設を回収するより2億円程度費用を抑えられ共同処理事業に参画できるとの内容でした。
運搬や燃料・人件費の高騰等、細かなリスクも見え隠れしています。
慎重な議論を重ねてまいります。