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能代市公共施設等総合管理計画の改訂

  • 2021年12月9日 木曜日

本日12/9(木)、能代市議会12月定例会、総務企画委員会および予算委員会・総務企画分科会が開かれました。

議案の審査の経過についてもお伝えしたいのですが、それ以上にわが町に関わる重要な報告が市よりありました。
それは表題にある「能代市公共施設等総合管理計画」であります。

この計画が何かというと、端的にいえば、今後30-40年に必要とする公共施設の維持管理費を算出するための計画であり、老朽化や長寿命化、新設等を検討する上で重要な資料となります。

どの程度の計画かといえば、全ての公共施設が網羅されており、今後の人口動向なども加味しながら、継続的に必要、不要等を判断していく材料となります。

これまでの当計画に関連する資料は以下の能代市ホームページよりご確認いただけます。

・能代市公共施設等総合管理計画
 リンク:能代市公共施設等総合管理計画を策定しました

・個別施設計画
 リンク:能代市公共施設等総合管理計画 個別施設計画を策定しました

当計画はまずは平成29年3月に、市の有する施設全体の管理に関する基本的な方針を定めた計画を策定。
つづく令和3年3月に個別施設計画を策定しています。
今回の改訂では、個別施設計画や国からの改訂要請を経て、市の状況変化を加味したものであります。

具体的には・・・
・計画策定年度および改訂年度、計画期間、施設保有量等
・有形固定資産減価償却率の推移
等を必須事項とし、その他記載が望ましい事項もいくつか修正されています。

今後の改訂は令和4年1月からのパブリックコメントをはさみ、推進調整会議、推進会議等を経て、令和4年3月の改訂版策定を目指しています。

当計画中、気になったポイントは次の通り。
・改定前の今後40年間での更新費用合計額2,045億円だったものが、改訂後には40年間で1,369億円に。
 ※画像参照

・今後30年間で、財源不足額が754億円から、改訂後には696億円に。
 ※計画上、縮減すべき延床面積が、15.6万m2から、改訂後には12.3万m2に。

ただし、計画での削減目標が現実的な状況も加味し、当初の計画通り30年間で35%を目標としています。
またあわせて維持管理コストを10%程度削減を目指すとこのことです。

この記事をご覧いただいた皆様はどのように感じられましたか?
単純に今後30年間で1/3の公共施設を減らしていくというものです。
この公共施設には学校やスポーツ施設、公営住宅も含みます。
ただし、どの公共施設が削減の優先順位が高いかは、様々な指標があるため、現在は明確にしていません。
また現在、平成27年〜令和2年の間に、削減した面積は3,421m2と計画の1%のみであります。

プロフィール

     

佐藤ともかず【完全無所属】

     

前・能代市議会議員(2014〜2022)。昭和53年(1978年)1月31日 能代市生まれ。44歳。能代市河戸川在住。趣味はNBA観戦(UTAH JAZZ)、読書、温泉、弓道&民謡に興味あり。秋田高専を卒業後、国交省(旧建設省)に勤務。その後IT関連企業を経て大阪より2008年に帰能。地域のIT力向上を目的にweb制作を主軸とした合同会社ゴーゴーウェブマーケットを設立。2016年1月に代表を退き、新たに不登校支援のフリースクール・フレスクを2018年7月に設立。代表を務めたが2019年4月に一般社団法人を設立し代表を退く。現在は家業の通所介護施設「長崎デイハウスふあり」の生活相談員として勤務。視点は常にニュートラル(中道右派)

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