活動履歴

新人議員に望むこと。『所属会派』について

  • 2022年4月20日 水曜日

開票から3日目の朝を迎えました。
この時期は選挙事務所の片付けや会計処理等々、バタバタと過ごすことになりそうです。
しかし既に臨時議会に向けた活動がスタートしているはずです。

5月中旬〜下旬にかけて主に議会内人事の確定のため、臨時議会が開かれると思われます。
それに迎えた会派構成の交渉。

能代市議会は会派制を取り入れており、3人以上につき交渉会派と認められ、議会運営委員会への人員送り出しが可能となります。
3人会派であれば1名、4人会派でも1名、5名会派となれば2名、以下四捨五入した数の人員枠が確保できます。

1人会派、2人会派の場合は議運へ人員を出すことは出来ません(場合によってはオブザーブ参加)
このルールは臨時議会開始前の世話人会によって確認されることとなります。
場合によっては、この事前打ち合わせのための世話人会から会派間の駆け引きが始まります。
例えば上記で示した人員枠の四捨五入を廃止にするなども可能となるわけです。もちろん各会派合意の上ですが。

新人議員5名のうち、1名は共産党員ですので所属会派は、自ずと見えてきますが残りの4人については読めない状況です。
ここからは完全に主観です。願望です。

市民からの託された願いは鮮度、つまり新鮮さです。
硬直化している議会を変えてもらいたいという願いも込められているでしょう。
それを加味するのであれば、新人4人だけで会派を構成することも大いにありえる選択肢です。

ただ現実的には議会の流れやルール、基礎知識を得るまで慣れるまで非常に苦労をすると思います。
どんな仕事もそうですが覚えるまでが大変。覚えたあとに実はこうだった、初めからそうしていれば…といった話はよくあるものです。
そして4年の任期が終わってしまう…等々。

そこで私からの提案ですが、能代市議会はこれまで2年で所属委員会の変更をしてきました。
例えば1,2年目は総務企画委員会、3,4年目は文教民生委員会に所属するなどという事です。

これら従来の慣行からすると1,2年目はしっかりと既存の会派に所属し、議会のルールを知ること。
そして3,4年目からは主体的な会派を新たに設置してもいいのです。
会派の結成、離脱、解散はいつでも出来ますが、議会全体の負担を最小限にするには、この2年修了時のタイミングで動き出すという選択肢もあります。

能代市議会においては、どの会派に所属するかで成長する方向性が変わります。
それぞれの将来像を加味しながら、自分に最適な会派を選択されることを願っています。
もし全然わかない場合はいつでもご連絡ください。各会派の特徴やメリットなど、ある程度アドバイスは出来ると思います。
もちろんわずか8年の主観ではありますが。

プロフィール

     

佐藤ともかず【完全無所属】

     

前・能代市議会議員(2014〜2022)。昭和53年(1978年)1月31日 能代市生まれ。44歳。能代市河戸川在住。趣味はNBA観戦(UTAH JAZZ)、読書、温泉、弓道&民謡に興味あり。秋田高専を卒業後、国交省(旧建設省)に勤務。その後IT関連企業を経て大阪より2008年に帰能。地域のIT力向上を目的にweb制作を主軸とした合同会社ゴーゴーウェブマーケットを設立。2016年1月に代表を退き、新たに不登校支援のフリースクール・フレスクを2018年7月に設立。代表を務めたが2019年4月に一般社団法人を設立し代表を退く。現在は家業の通所介護施設「長崎デイハウスふあり」の生活相談員として勤務。視点は常にニュートラル(中道右派)

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