続き。担当家屋は河川から30mほど離れた主要道路沿いにありました。一階は浸水のため大量の泥と家財道具が散乱。家主のご依頼から今後家屋は解体するので家財道具を外に運びたいとの事でした。
正直現地に着くまでは引越し感覚でこなせると想像していましたが全くそのようなものではなく、前日からの雨により足元の泥が作業を困難なものにしました。まるで田んぼの中で作業をしているかのような感覚です。
更には水を含んだ畳や衣類布団などもとんでもなく重く、人出がまだまだ必要だと改めて感じました。
結果、家主のご希望通り浸水した一階部分の家財道具はあらかた搬出出来ましたが、家主にとってはこれから二階にある荷物の引越し、家屋解体等まだまだ心労が続く事と思われます。
短い時間かつ限定した地区での作業でしたがボランティアを通じ水害現場の現実の一端を知る事が出来ました。また帰り間際に災害ボランティア本部の方にお話を伺うと、支援要望の対応状況は約5割程度とのこと。
平日は約60名、週末は100-400名と多くのボランティアが集まっているようです。しかしながら支援要望も常に増えている現状で、10月中には完了させたいものの流動的のようです。
確認したところ事前申込なくボランティアも受付られるとのことなのでご希望の方はぜひサイトから詳細を確認してみてください。
岩泉町災害ボランティアセンターhttp://iwaizumi-shakyo.or.jp/?p=612