能代市議会一般質問 > 2017年 > 3月定例会

給食センターにおける緊急時の配食対応について

※下記のやりとりは議事録から抜粋したものであり議会の公式記録ではありません。

 給食センターにおける緊急時の配食対応についてお尋ねいたします。今月1月下旬に、南部共同調理場において多数の職員がインフルエンザに感染し、給食の内容に一部変更があったという報告を、保護者の方から伺いました。給食の変更はおかずが数日間減ったとのことで、私個人も突発的なものであり、やむを得ないものと捉えておりましたが、児童や生徒からはおなかが減って部活に集中できなかった、きょうも少ない給食だったと、当事者にとっては残念な状況が続き大変悲しまれたと聞いております。保護者からは、緊急事態であれば、保護者に弁当持参のお願いをするなどほかにやり方はあったのではないか、といった協力的な言葉も耳に入っておりますが、今回の対応は結果的に適切な対処であったのか、やはり検証が必要であると認識しております。
 今回、給食に変更があった調理場は南部共同調理場と聞いておりますが、当市にはこのほか北部共同調理場と二ツ井共同調理場が設置されており、いずれも同一業者による5年の業務委託となっております。別々の業者であれば緊急対応は困難であると推測できますが、市内3カ所の委託先が同一業者であるという現状下においては、仮に緊急事態であっても相互に補完し合える環境下にあったのではないかと疑問が生じます。つきましては、今回の対応の妥当性と今後の対応について、以下の6点をお尋ねいたします。
 1、給食の内容に影響のあった生徒及び児童数は。
 2、変更とした経緯及び対応の妥当性は。
 3、生徒や児童、保護者からの反応は。
 4、契約書では緊急対応についてどう記されているか。
 5、変更とした根本の原因は何だったと捉えているか。
 6、本事例から、今後の改善点は。
 以上6点についてお尋ねいたします。

 佐藤議員の給食センターにおける緊急時の配食対応についての御質問にお答えいたします。
 初めに、給食の内容に影響のあった生徒及び児童数はについてでありますが、南部共同調理場管轄の渟城西小学校、渟城南小学校、第四小学校及び浅内小学校の児童数は1,296人、能代第一中学校、能代第二中学校及び能代南中学校の生徒数は760人であります。
 次に、変更した経緯及び対応の妥当性についてでありますが、南部共同調理場において調理員30人中11人がインフルエンザに罹患したため、1月30日から2月2日までの4日間、作業工程を縮小し、メニューを変更いたしました。品数を減らしましたが、2つのメニューを1つにまとめるなど、量的にも栄養的にも変更なく対応いたしました。また、学校及び保護者には文書で通知しております。加えて、調理場においては専門業者による場内の洗浄消毒を行うなど、罹患の拡大防止に努めたところであります。日ごろから食材調達の都合等により予定のメニューを提供できない場合があり、その際にはメニューの変更等により対応しております。今回も、それに準じた措置であったと認識しております。
 次に、生徒や児童、保護者からの反応はについてでありますが、学校からおかずの内容がやや物足りなかったとの意見がありましたので、今後の給食の参考にさせていただきたいと考えております。その他、給食を停止せずに提供できたことはよかったとの声が寄せられております。
 次に、契約書では緊急対応についてどう記されているかについてでありますが、学校給食業務に従事する調理員等を必要人数配置することとなっております。緊急時の取り決めはしておりませんが、調理員の不足が生じた際には他場からの応援等で対応することとしております。
 次に、変更した根本の原因は何だったと捉えているかについてでありますが、南部共同調理場において調理員にインフルエンザの罹患があり、他の2つの調理場にも同様に調理員の罹患があったため、相互に補完できる対応ができなかったことによるものであります。
 次に、本事例から今後の改善点はについてでありますが、職員の健康管理の徹底に努めるとともに、緊急時に対応するためシフト体制の改善等について委託業者と検討してまいりたいと考えております。今後も、子供たちの安全を最優先に、楽しく健康的な学校給食の実施に努めてまいります。以上であります。

 まず、ちょっと私なりの解釈なのですが、確認させてください。結果メニューの変更はよくあることで、保護者や生徒もそれについては了承している。メニューが減少になったことについては、カロリーベースで確保しているので問題はない。今回は4日間続くということでしたので、改めてしっかりとお知らせという形で文書により通知をした。保護者から見ますと、珍しく文書が届いたため、保護者も過剰に反応してしまったのではないか、そういった側面も見受けられる。また、給食を停止した場合に、保護者への弁当をつくったりなどの負担が大きくなるということから、それよりでしたら給食を停止しないでメニューを減らして配食した。その結果、メニュー変更で対応できたので、影響を最小限に抑えることができた。そういった一連の流れを鑑みますと、今回の判断には影響を最小限に抑えたという観点から、今回の対応は適切であったという御判断でよろしかったでしょうか。

 佐藤議員の再質問にお答えいたします。結果的に、給食をとめずに4日間精いっぱい稼動しながら提供したわけでありますけれども、生徒の声におなかがすいて部活等に集中できなかった、きょうも少ない給食だったという声がありましたので、この声には十分に傾聴しながら弁当持参等の対応も含めて、業者と十分対応していかなければならないなと、そういうふうな教訓としてまいりたいと思っています。以上です。

 ありがとうございます。私は、この場で当局の一通りの流れの丁寧な説明を聞くことで、今回の対応には一定の理解を示しました。ただ現実問題、保護者や生徒、児童からこういった声や御意見が上がるということは、大前提として保護者や生徒、児童への周知徹底が、あるいは御理解が足りなかったのではないかと感じております。これは、一重に今まで一方的な伝達で済まされていたり、あるいは日ごろからのコミュニケーション不足により今回不満があらわれた形ではないかなと受け止めております。
 もし改善点があるのであれば、保護者や生徒、児童らに対し給食に対し給食とは、どういった制度なのですよというわかりやすい制度の周知であったり、あるいはこういった今回のようなアクシデントの際には、どういった対応をする可能性がありますよという周知であったり、あるいは給食に対する御要望や御意見を収集するそういった仕組みの構築が必要なのではないかなと感じました。給食費も値上げをお願いしたばかりでございますので、非常に心苦しいところではありますが、より一層の丁寧な対応が求められる中であると感じております。
 このような観点の中、先ほどの仕組みの構築については、教育長どのようにお考えでしょうか。

 佐藤議員の再質問にお答えいたします。丁寧な対応は当然のことでありまして、御指摘されたことについてはこれから部内でも業者を含めてまた検討してまいりたい、改善してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いします。以上です。

 前向きな御答弁いただきまして、ありがとうございます。最後になりますが、今回私さまざまな保護者の方から御意見を頂戴する中で、私もつい笑顔になってしまった発言があったのですが、大人が考える以上に、子供たちは給食を楽しみになさっているという話を聞きました。給食一つで学校へ行くモチベーションが上がるとは、大変ほほ笑ましい話だと感じて意見を伺ったのですが、御承知のところ恐縮ではございますが、いま一度この場の皆様と共有を図るという意味で、学校給食法の第2条学校給食の目標を読み上げさせていただきますと、「第2条学校給食を実施するに当たっては、義務教育諸学校における教育の目的を実現するために、次に掲げる目標が達成されるよう努めなければならない。1.適切な栄養の摂取による健康の保持増進を図ること。2.日常生活における食事について正しい理解を深め、健全な食生活を営むことができる判断力を培い、及び望ましい食習慣を養うこと。3.学校生活を豊かにし、明るい社交性及び協同の精神を養うこと。4.食生活が自然の恩恵の上に成り立つものであることについての理解を深め、生命及び自然を尊重する精神並びに環境の保全に寄与する態度を養うこと。5.食生活が食にかかわる人々の様々な活動に支えられていることについての理解を深め、勤労を重んずる態度を養うこと。6.我が国や各地域の優れた伝統的な食文化についての理解を深めること。7.食料の生産、流通及び消費について、正しい理解に導くこと。」
 改めて読み上げてみますと、栄養の観点からは最善の対応だったと私も理解しております。ただその他の目標については、今回の対応で十二分に満足するものだったのか、疑問が残ります。
 これらを踏まえまして、最後の質問になりますが、再度その対応の是非について教育長のお考えをお尋ねいたします。

 佐藤議員の再質問にお答えいたします。先ほど、子供たちは給食を楽しみにしているというお話でありましたけれども、本当にうれしい言葉だなと思っておりますし、私も行政から学校に帰ったときに学校給食は本当においしいなと、学校に通うのが楽しみだったことをちょっと思い出しました。
 御指摘されたことについては、食育の観点から十分学校及び私たち全てを含めて、安全な健康で明るい楽しい給食を目指してまいりますので、よろしくお願いします。

プロフィール

佐藤ともかず

     

昭和53年1月31日 能代生まれ。41歳。河戸川在住。趣味は読書と温泉、弓道と民謡に興味あり。秋田高専を卒業後、国交省(旧建設省)に勤務。その後IT関連企業を経て2008年帰能。地域のIT力向上を目的にweb制作を主軸とした合同会社ゴーゴーウェブマーケットを設立。 2016年1月に代表を退き、現在は一般社団法人防災教育普及協会会員、公益社団法人秋田犬保存会会員として活動中。2019年9月より日本維新の会一般党員として入党。

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