10/31(火)。能代市議会決算特別委員会
H28年度決算にかかわる審議が執り行われ、当記事下部の質疑を中心にH28年度成果と今後について当局の姿勢を問い質しました。
質疑中、特に将来に不安を感じるものとして、財政調整基金の目減りがあります。いわゆる家庭で例えると普通預金がここ10年でなくなるかもしれないということです。
つまり今後は今までと同規模の予算措置は見込みにくい10年になるのではと推測しています。これまでは比較的バランスをとって福祉や教育、観光、インフラ整備と予算が配分されてきました。しかしながらこれからは、集中すべき施策の絞り込みや、再度バランス型の配分で予算が少なくなるなど市長の考えを始め、当局、議会と丁寧に議論を重ね市の姿を模索しなければなりません。
私個人は次の10年で劇的に生活環境が変わっていくと感じています。労働者不足、高齢者の生活環境、広域行政の枠組み等。引き続き学びを続け判断力を養います。
写真は新庁舎自慢の秋のさくら通り。旧第二小学校のさくら並木が市民の憩いの通りとなりましたね。
===決算特別委員会での質疑一例===
・自主財源確保の今後のあり方について
・地方交付税の今後の見通し
・市債現在高のうち交付税措置を除いた実質負担額の今後の見込みは
・過疎債や合併特例債の延長がなされているが、廃止後の方向性は
・保有の有価証券の取り扱いは。処分してはどうか
・基金残高のあり方について(財政調整基金、減債基金)
・ディアルシステム事業の成果と今後(対象を中学生や大学生に拡げては)
・企業誘致の現況について
・労働者不足に対する認識。他地域からの求人に対する補助にシフトしては
・不登校者の現況と対応は
・風の子(相談窓口)の実績は
・職員の健康状態について。長期職員の人数とそのケアは
・指定管理者制度の評価
===以上、質問の一部