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イージス・アショア配備計画における私の考えについて

  • 2019年6月26日 水曜日

昨日の能代市議会6月定例会の最終日では前回3月議会で継続審査となっていた議案の再審査が行われました。
ご承知の方も多い方と思いますが、今回は継続とせずに「配備計画撤回」を求める請願に対し、願意妥当と認め本会議でも採択されております。

参考:さきがけ電子版
能代市議会、イージス配備撤回請願を採択 県内初(6/26更新)
 
ちょうど時同じく湯沢市長が「配備不要」の発言もあったと報道で知りましたが、私自身は「配備不要」ではなく、「配備は必要、住宅密集地の近傍は不適」との立場であります。
 
防衛省も新屋ありきで強引に進めるのも既に無理が生じているのではないでしょうか。国防のために必要なものはやむを得ません。しかしながら近隣住民の不安をあおるような強引な手法には賛同できません。
どうか国有地のみならず最適地をご検討の上、丁寧なご協議を進められるよう公選人の一人としてお願い申し上げます。

なお下記に今年3月時点の継続審査とせず、採択すべき(配備計画のやり直し)との立場からの討論の全文であります。
3ヶ月前と気持ちは変わっておりません。

===ここから===
整理番号第20号イージス・アショア配備計画の撤回についての請願書について、継続審査とせず採択の立場から討論いたします。
 昨今の目まぐるしく変化する世界情勢や、発射からわずか10分ほどでミサイルが到達してしまう地政学的リスクから鑑みても、自国防衛のため、さらには抑止力の向上のためには弾道ミサイル防衛システムの配備は国策として当然必要であります。
 しかしながら、防衛省から示された配備候補地が、生活圏や学校等公共施設の近傍に予定されており、有事の際のみならず、日常においても住民にとって著しい不安とストレスを与えかねず、国の判断として最良であったのか疑問が生じるものであります。
 今後は防衛省による適地調査が行われ、その結果を待つところではありますが、いま一度、配備候補地の比較再検討及び住民との一層丁寧な合意形成の構築が早急に求められるとの認識から、本請願は継続審査とせず採択すべきものと考えます。
===ここまで===

プロフィール

     

佐藤ともかず【完全無所属】

     

前・能代市議会議員(2014〜2022)。昭和53年(1978年)1月31日 能代市生まれ。44歳。能代市河戸川在住。趣味はNBA観戦(UTAH JAZZ)、読書、温泉、弓道&民謡に興味あり。秋田高専を卒業後、国交省(旧建設省)に勤務。その後IT関連企業を経て大阪より2008年に帰能。地域のIT力向上を目的にweb制作を主軸とした合同会社ゴーゴーウェブマーケットを設立。2016年1月に代表を退き、新たに不登校支援のフリースクール・フレスクを2018年7月に設立。代表を務めたが2019年4月に一般社団法人を設立し代表を退く。現在は家業の通所介護施設「長崎デイハウスふあり」の生活相談員として勤務。視点は常にニュートラル(中道右派)

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