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議案質疑と一般質問

  • 2020年3月11日 水曜日

議員になり6年目が終わろうとしていますが、様々な同僚議員のやりとりを聞いていると、「質疑」と「質問」を混同されている感を受けます。
自分自身の整理のためにあらためて調べ直してみました。
 

■質疑とは・・・
質疑(しつぎ)とは、議会の本会議や委員会の議事手続において討論や表決に入る前に当該事件について議員が口頭で提案者等に対して説明や所見を求め疑義を質すこと。質問とは異なり議題とは関係のないことについては質疑を行うことはできず、議事手続において議題となったときにのみ質疑は可能である。(参照:ウィキペディア
 
「質疑」とは議案等に対して、議員が疑問点を問いただすことです。
(参照:三郷市公式サイト
 
質疑とは提出された議案の疑義を提出者(市長や議員など)にただす場合など、議題となっている事件の疑義をただすことが質疑で、本会議及び委員会で行われます。
(参照:君津市議会

■質問とは・・・
 
「一般質問」は、議員が市政全般に関して、行政側に現状や見通しを聞くことです。
(参照:三郷市公式サイト
 
議会には、議案等を審議するだけでなく、執行機関である市を監視するという役割もあります。このため、市が行う事務に関して質問し、見解等を求めることが認められています。これを一般質問といい、本会議で行われます。
(参照:君津市議会
 
 
上記で比較すると一目瞭然ですね。さらに能代市議会会議規則には、

能代市議会会議規則 第55条(発言内容の制限)
  発言は、すべて簡明にするものとし、議題外にわたり、又はその範囲を超えてはならない。
 2 議長は、発言が前項の規定に反すると認めるときは、注意し、なお従わない場合は、発言を禁止することができる。
 3 議員は、質疑に当たっては、自己の意見を述べることができない。
 
ここにある通り、例えば本会議中、議案の付託時の質問であっても、議員個々の意見や要望は出来ないことになっています。
 
 
しかししかし、思いを伝えたいのが我々議員の性分でして・・・。ルールを守り適切な議会運営とよりよい改善を考えていきましょう。

最後に議員必読の記事。こちらは記事には何度も励まされてきました。最高の指南書(記事)です。
ぜひご一読ください。

リンク:青空エクスプレス(元室戸市議の方のブログです)

プロフィール

     

佐藤ともかず【完全無所属】

     

前・能代市議会議員(2014〜2022)。昭和53年(1978年)1月31日 能代市生まれ。44歳。能代市河戸川在住。趣味はNBA観戦(UTAH JAZZ)、読書、温泉、弓道&民謡に興味あり。秋田高専を卒業後、国交省(旧建設省)に勤務。その後IT関連企業を経て大阪より2008年に帰能。地域のIT力向上を目的にweb制作を主軸とした合同会社ゴーゴーウェブマーケットを設立。2016年1月に代表を退き、新たに不登校支援のフリースクール・フレスクを2018年7月に設立。代表を務めたが2019年4月に一般社団法人を設立し代表を退く。現在は家業の通所介護施設「長崎デイハウスふあり」の生活相談員として勤務。視点は常にニュートラル(中道右派)

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