私は日本の伝統的な精神をとても大事なものと感じています。
私が感じるその伝統的な精神とは「お互い様」の思いやりであったり、「他人に迷惑をかけない」といった受け取り手の気持ちに配慮した言動や行動を指します。
近年のグローバル化によって日本は主張が弱いなどと例えられることもありましたが、私は我々特有の謙虚さや礼節を兼ね備えた社会性も気に入っています。
世は多様性の時代です。
意見の相違は当然にしてあるべきものでしょう。しかし自分の正義の押し付けが、相手を著しく貶すようでは建設的なものとはなりえません。
どんな交渉事も議論の場も最低限のマナーを持った上で、不必要に相手の時間を奪わず大人の対応をすることが次世代に対しての示しではないでしょうか。
子どもたちは大人たちのやりとりを見ています。その対応は胸をはって子どもたちにも説明できるのか。そんな大人に育ってもらいたいのか、発言・行動には十分に注意を払いたいものです。
残り任期は1年と3ヶ月ですが、引き続き公人としての振る舞いにも気をつけて活動いたします。
誰に向けたものでもなく、自分自身の戒めてとして記録に残します。